2012年3月13日火曜日

数独を、もう何年も前から楽しんでいましたが、 娘が『数独ってはじめから数字が入...

数独を、もう何年も前から楽しんでいましたが、

娘が『数独ってはじめから数字が入っている場所が対称だよね』

というのです。

そんな見方をしたことがなかったので、えっ???

と、とりあえず今日の新聞に載っているのをみると、たしかに・・・。



どの問題もホントにそうなのですか?

もともと入っている数字の多い、少ないに関係なく?



なにか問題を作るときのポイントなのでしょうか?







日本国内においては「数独」はニコリ(パルズ制作会社)の登録商標であり、

同社が提供した(あるいは何らかの形で問題提供に関わった)場合に

使用される名称です。

(WEB上の個人サイトではそうでないものも多数あります)



同社発行の読者投稿作品による数独雑誌「数独通信」に以下の記述があります。



”ニコリの数独では、表出数字(最初から出ている数字)の配置は、

盤面中央を中心とする点対称配置が基本です。”

(数独通信Vol.21 P.46 「数独投稿の手引き」より引用)



というわけで、盤面を180°回転させると元の配置と重なるようになっています。



日本国内での同パズルの一般呼称はナンバープレース(略してナンプレ)と

呼ばれることが多く、

この場合はニコリの「数独」のような配置に関する制約はありません。

上下・左右対称、何かの形を象った配置、或いは完全なランダム配置等様々です。



とは言ってもこれは建前(笑)、もしくはビジネス上の話で、

数独とナンプレは同じものとして世間的には扱われているのが現状だと思います。

(前世紀にウォークマンが携帯型音楽プレーヤーの代名詞だったように)



巷の書店には様々なナンプレ本・雑誌が置いてあります。

いろいろと手に取ってみると面白いと思いますよ。








どの問題もそう、というわけではなく、「その方が見た目が綺麗だから」と、問題作成者が対称になるよう工夫して作っています。

もちろん対称になるように作る方が、そうでないより難しいため、問題作成者の腕の見せ所となります。

数独に限らず、質のいいペンシルパズルでは、最初の盤面が対称になるように作られているのがほとんどです。

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